ある日突然謎のツールがリリースされたので、早速触ってみました。
目次
SFB Editorでできること
説明によると、以下の作業が簡単にできるとのことです。
- スキルコンテンツの作成
- 編集
- プレビュー
システム要件
ダウンロードして利用するタイプのアプリですので、以下の環境を事前に用意する必要があります。
- オペレーティングシステム: Mac OS v10.14 Mojave、Windows 10(x64)、またはLinux 14.04LTS
- 1GBのハードディスク空き容量
- Dual-core CPU 2 Ghz
- 2GB RAM
- 1024px x 768pxのディスプレイ解像度
- Node.jsバージョン10以上
ダウンロード
ダウンロードページからダウンロードできます。
Mac / Windowsでファイルが異なるので注意してください。
MaMacではDMGが落ちてきます。
SFB Editorを起動する
ダウンロードしたアプリを起動すると、このような画面が表示されます。
英語ですが、日本語スキルが作れないというわけではありませんので安心してください。
“New Project”をクリックすると、ディレクトリ名やスターターテンプレートの内容などを設定する画面が開きます。
ビルドしたファイルの出力先になりますので、Project Directoryはわかり易い場所にしておきましょう。
“OK”をクリックすると、テンプレートを読み込んだ状態でエディタが開きます。
この画面が開いたら、あとはスキルを作っていくだけです。
ストーリーを作る
VoiceFlowやStorylineのようにGUIでフローを作ることができます。
そしてSFBはコードでストーリーを書くこともできる様子でした。
@start
からはじまり、chooseで選択肢とその後の分岐を設定することができます。
ドキュメントのサンプルを元に、「海賊・商人」のジョブを選べる分岐 + ランダムにジョブを指定するというサンプルを作ってみました。
テキストのほうではこんな感じです。
@start
*say
すごいゲームにようこそ!
*then
-> choose your trade
@choose your trade
*say
海賊と商人、
どちらになりたいですか?
*then
hear 海賊 {
-> choose pirate
}
hear 商人 {
-> choose merchant
}
hear ランダム {
-> choose random
}
@choose random
*say
ランダムに選びますね
*then
roll 1d6
if rollResult >= 3 {
-> choose pirate
}
-> choose merchant
@choose pirate
*say
海賊ギルドへようこそ
本当に海賊になりますか?
*then
hear はい {
-> choose pirate_tutorial
}
hear いいえ {
-> choose your trade
}
@choose merchant
*say
商人ギルドへようこそ
本当に商人になりますか?
*then
hear はい {
-> choose merchant_tutorial
}
hear いいえ {
-> choose your trade
}
@choose merchant_tutorial
*say
これより商人チュートリアルを開始する
@choose pirate_tutorial
*say
これより海賊チュートリアルを開始する
ダイスロールの機能があったりするのがとても便利そうです。
リファレンスを見ると、かなり機能が多いので、ぜひ試してみてください。
ビルドする
ビルドはFileメニューから行えます。
作成時に指定したディレクトリにコード一式がビルドされますので、あとはこれをデプロイするだけです。
デプロイ・・・はまた後ほど
ビルドされたコードがASK CLIでデプロイするときの構造とかなり違う様子でした。
ドキュメントに方法が紹介されているのですが、まだ触れていないので続きはまた後ほど紹介します。