音声はその場にいる誰もが情報を得ることができるアウトプット手段です。そのため「聞かれたことをそのまま答えること」が常に正解とは限りません。
目次
そのまま答えることが問題となるケース
ユーザー
Alexa, アレクサ銀行を開いて
Alexa
アレクサ銀行へようこそ。
今日の残高は123,456円です。
ほかに何を調べますか?
ユーザー
(勝手に残高言わないでよ・・・)
センシティブな情報などは、スキルカードへ
Echoは家庭内のユースケースが多いです。ですが、家にいるのは自分だけとは限りません。
サンプルは極端な例として、聞かれてもいない個人情報を喋っていますが、聞かれたことでもスピーカーで再生しない方が喜ばれるケースもあるでしょう。
その場合、音声では「残高などの情報をスキルカードへ送りました。詳細はアプリから確認してください。音声で聞きたい場合は、詳細を教えてと話しかけてください。」のように案内する方法も考えられます。
Alexa Everywhereに備える
「Alexa Everywhere」というワードがAmazonから出てくるようになり、家の外でもAlexaを利用するケースが今後は増えてくるでしょう。
スキル側では、「外でも使えるデバイスなのか」「大勢がが聞く可能性があるのか」などを考慮してスキル開発を考える必要がでてきそうです。