昨年末にAlexaでも誰が話しかけたかを識別するための機能として「音声プロファイル」がリリースされました。(2018年4月現在日本では未対応)
「日本対応まだかなー」という話をしていたのですが、「よくよく考えたらUSアカウントで1台セットアップしてみれば試せるじゃないか」ということに気づいたので、早速トライしてみました
目次
Alexa appを起動する
まずはAlexaアプリを起動させましょう。日本語のアカウントでログインしている場合、この先の画面が表示されないので要注意です。
※英語でのセットアップ方法:https://alexa.wp-kyoto.net/archives/134/
[設定] > [音声プロフィール]を開く
メニューから[設定]を開くと、[Alexaアカウント]に[音声プロフィール]という項目があります。ここから音声プロファイルの設定が行なえます。
音声プロファイルでできること
音声プロフィールを作成することで、Alexa同士での通話やメッセージの送信・音声ショッピング時の本人確認等が不要になる・・・らしいです。通話やメッセージ送信などは日本ではまだの機能なので、実際に試すことはできてません。
[今すぐ開始]を押すことで、作成ウィザードが始まります。
アプリの説明文などはすでに日本語化されています。ただしFAQや[詳細はこちら]のリンク先はもちろん英語ですので頑張って読みましょう。
音声プロフィールを作成する
プロフィール作成には、10個のフレーズを話しかける必要があります。また、話しかけるデバイスの指定も求められます。これはアプリ側からデバイスをセットアップモードに変更するために必要っぽいです。
話しかけるフレーズはアプリ側で表示されます。音楽の再生や音声ショッピングなど、実際に使われる可能性の高いフレーズの発話が中心でした。
10個のフレーズ発話が終わると、15 ~ 20分程かけて学習とプロフィールの作成が行われる様子です。
話しかけてみる
- 自分:「Alexa who am I ?」
- Alexa:「I'm talking to hidetaka. This is hidetaka's account.」
自分以外が話しかけるとレスポンスが変わるのか試したかったので、PollyやGoogle翻訳の再生機能で試してみました。
- Polly:「Alexa who am I ?」
- Alexa:「I'm not sure who is speaking.」
音声プロファイルを使ったスキル開発について
現時点ではまだDeveloper Previewの申請が必要な様子です。
正式な発表があり次第、日本語でのテストなども試してみたいと思います。