USでAmazon Pay for Alexa SkillsがGA。Alexaを通したサービス・商品の販売が可能に!

5/3のAmazonブログに待ちに待ったアナウンスが届きました!

Make Money with Amazon Pay for Alexa Skills (Now Generally Available)

AlexaからAmazon Payを利用することで、自分のサービスや商品の決済を実施することが可能になったという内容です。音声でイベントのチケットやピザ・フライトプランなどを検索して、そのまま購入まで済ませることができるスキルを皆が作れるようになります。

Amazon Pay for Alexa Skillsの仕組み

スキル作者がやるべきことは、Amazon Payを登録してAlexa Skillをスキル内で利用するようにアップデートするだけです。クレジットカード情報や商品の配送先住所などは、顧客がAmazonに登録したものを利用し、Amazon Payが既存のCRMや注文管理サービスと連携することで販売プロセスを簡単に広げることが可能になります。

「声で商品を注文する」という体験がより一般化する可能性

これまでAlexaを通じた商品の販売は、Amazon上のものか、自社サービスとアカウント連携したものでしかできませんでした。しかしAmazon Payを利用した決済が可能になることで、より多くのEC / SaaSが音声での商品購入・決済に対応する可能性があります。

ExpediaのAlexaスキルデモが未来感がでていてすごく好きなのですが、この動画のように「何か作業をしながら、必要になったものを声で注文・確認する」というユーザー体験はこれから増えて来るのではないでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=bpR7xzr7ipM

すでにAmazon Pay for Alexa Skillsを導入している例:TGI Fridays

記事内で紹介されている例として、TGI Fridaysがあります。このスキルを見に行くと、「このスキルは以下へのアクセスをリクエストしています」とかかれています。

Alexa Skill画面。Amazon Payへのリクエストが明示されている。
Amazon Payへのアクセスもリクエストされている。

説明文を見る限り、 「”Alexa, ask Fridays to place an order”」のような形で音声注文が可能になっている様子です。

Amazon Payは法人のみ利用可能な天に要注意

アナウンスを見る限り、”Today, we are excited to announce Amazon Pay for Alexa Skills is now generally available to US-based merchants and developers.“とあるためまだアメリカでしか利用できない機能の様子です。

ですが、先日子ども向けスキルのリリースがイギリス・ドイツでも開始されるなど、着実に利用可能な国が拡大していますので、こちらも遠からず日本でも利用できるようになるでしょう。

ただし、Amazon Payは法人のみ申し込みが可能なため、個人でスキル開発されている方は少し厳しいところがあるかもしれませんので、その点は要注意です。

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