Alexaなどのスマートスピーカーを利用していると、「AmazonやEchoデバイスがどのように自分の発言を認識・録音しているのか」が気になることがあります。
以前Alexaアプリから確認する方法を紹介しましたが、今回はAmazon.co.jpから確認する方法を紹介します。
目次
Amazon.co.jpの「コンテンツと端末の管理」からプライバシー設定にアクセスできる
Alexaのプライバシー系ページは、すこし奥まった場所にあります。
探すのが面倒!という方は、以下のボタンからアクセスしてください。多分いけるはずです。
amazon.co.jpにログインした後に「アカウント&リスト」から「コンテンツと端末の管理」をクリックしましょう。
上部のメニューに[プライバシー設定]という項目が表示されます。これの中にある「Alexaプライバシー」を選択しましょう。
「Alexaプライバシー」でできること
Alexaプライバシーでは、本記事を作成した時点で以下のことができます。
- 音声履歴の確認
- スマートホームデバイスの履歴管理
- スキル権限の管理
- Alexaデータの管理
音声履歴の確認
音声履歴の確認では、利用しているAlexa端末がどのような音声を録音または認識しているかを確認できます。
複数のデバイスが反応した発話の場合、処理しなかった端末側のログには「このデバイスを対象としたものではありませんでした」と記録されます。上の画像では、「リビング」と「仕事部屋メイン」の2台が反応し、「リビング」のデバイスが実際の処理を行った解釈することができます。
また、この履歴はデバイスや期間毎に絞り込みすることができます。
もし録音を削除したい場合は、[(期間)の録音を全て削除]をクリックするか、削除したい記録をクリックして「録音を削除する」を選択しましょう。
スマートホームデバイスの履歴管理
「スマートホームデバイスの履歴を管理」では、エアコンなどのスイッチのステータスやサーモスタットなどが記録した温度情報などを削除することができます。
ただしこちらについては、本記事執筆時点(2021/1)では表示することはできず、削除のみです。
スキル権限の管理
Alexaで利用しているアプリ(スキル)によっては、メールアドレスや住所、Amazon Payなどへのアクセスを必要とするものが少なくありません。これらのデータを利用しているスキルをまとめて確認・管理できるのがこの「スキルの権限を管理」ページです。
各情報を選択すると、実際にアクセスをリクエストしているスキルが表示されます。ここでオンオフを切り替えることで、それぞれのスキルがデータにアクセスできるか否かを変更することができます。
スキル別に絞り込むこともできますので、気になるスキルがある場合は絞り込み検索すると良さそうです。
Alexaデータの管理
Alexaデータの管理では、「会話を録音して良いか否か」といったそもそもの設定部分を行うことができます。
ここで録音の期間を設定すると、古い音声記録については自動で削除させるようにすることも可能です。
デフォルトでは「削除するまで保存」と無期限に保存するように受け取れる設定でした。気になる方は3ヶ月または18ヶ月に変更しておくと良いかなと思います。